この度、10年活動をしてまいりましたが、2015年4月1日より新たに社名を「しそうの森の贈物 グリーンキーパー」と変更いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。(写真2016年頃)
~ 地元猟友会 ~
地元(宍粟市)の猟師さんのご協力のもと、新鮮な鹿肉を仕入させていただいております。
~ 地元豆腐製造工場 ~
宍粟市の豆腐製造工場より仕入させて頂いています。
近年、全国的に野生鹿の生息数が多くなり、私たち宍粟市の場合野生鹿と人間社会との境界線があいまいになり共存が難しくなっています。増えすぎた鹿は下草や木の皮までも採食するため、生息数の多い森では下草や樹皮が食べ尽くされ、荒れた状態になり、下草がないため土壌が流出して、土砂災害などの危険性もでてきます。そして、山の中の植物だけでは満たされず、農山村まで下りてきて、農家が丹精込めて栽培した農作物を食い荒しています。農家は農作物を守るため、集落の周りを金属製の柵で囲み、まるで人間が柵の中で暮らしているような異様な光景となっていますが、すべてを覆えるわけでもなく、農業被害は出続けております。これは、農家の単純な農業被害だけでなく、精神被害に繋がり、私たちが住む農山村では深刻な社会問題となっています。そしてまた、増えすぎた駆除鹿を捕獲しても、肉の活用しきれていないのが現状でした。
今でこそ鹿肉の良さが認知されてきましたが、鹿肉は、自然界の営みの中で生まれたいわば「無印天然素材」です。極めて低脂肪・低コレステロールでヘルシーであり、鉄分、ミネラルも豊富に含まれています。素人なりに農家の主婦である私たちは、10年前より「鹿肉を有効に活用できれば、野生鹿の捕獲も進み、適正な個体数の管理ができ、農作物の被害も少なくなり、農村の活性化につながるのでは?」との単純なひらめきをもとに、野生鹿と地元農産物にこだわり、愛犬が健やか育つ安心で安全な商品作りを続けてきております。
ぜひ、一度お試しください。
長い間、記事の更新ができておりませんでしたが、実は、我が家にも愛犬が2匹いました。フレンチブルドッグで、享年17歳の母(マダムちーこ)と、享年10歳の子供(くう)です。くうは、生まれながらに心臓疾患がありました。
二人(匹)が虹の橋を渡った後、なかなか心が癒えなく、このまま、二人の思い出と共に過ごしていくのかなと思っておりましたら、ひょんなことから、黒猫サワ君(保護猫ちゃん)が我が家の家族になり、その半年後に、黒ラブ ハンターちゃん(災害救助犬)が家族になり、2022年11月よりハンターのこどもでケイリーちゃんが新たに家族になりました。現在は、このこたちに2代目試食係を務めてもらっています。
このこたちは、弊社のフードとおやつと共に大きくなっております。試食係という大事な仕事をしてもらっており、食べっぷりはもちろん、健康状態、食べた後の体臭や、排便も見させてもらっています。新商品を作っても食べてくれないときは、何が嫌だったのか、私たちも実際に食べて確認しております。製品つくりに対して、私たちが食べれないものを与えたくないのが心情です。
私が気付いたことですが、やはり、添加物が入った商品は体臭によく現れると思います。無添加の自然な食材のみを食べさせていると、当たり前だと思っていた独特の体臭が消えており、フードのにおいが体臭になっていたことに驚きを隠せませんでした。
新鮮で安心な食材の厳選・手間とコストをかけることにより安価な商品はできませんが、我が家の子たちも、そして、皆様の子たちにも、目の輝きが違うぐらい欲しがる、そして笑顔がこぼれ、健康にすごせるおやつ作りに取り組んでいます。
代表 前田 久代